三原山山頂展望台の駐車場から上の写真のレンタカーで「御神火温泉」に到着しました。レンタカーは温泉施設の無料駐車場に停めました。時間は10時55分です。右の写真の右端に「御神火温泉」施設が写っています。
左の写真の赤い屋根の建物が「御神火温泉」施設です。ここは右の写真にあるように広い駐車場があります。
伊豆大島にある御神火温泉は、1986年の三原山噴火後に湧き出した温泉を利用した施設です。この施設は愛らんどセンターとしても知られており、以下の特徴があります。
- 大浴場。三原山噴火の恵みの温泉でリフレッシュできる大浴場があります。ナトリウム塩化物泉の泉質は湯冷めしにくく、
殺菌効果も高いです。筋肉や関節の痛み、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進、きりきず、冷え性などに適しています。
- 温泉プール。25mの温泉プールがあり、海を望む大開口の窓から気持ちよく泳げます。泳いだ後は温泉でゆっくりあたたま
ってリラックスできます。
- レストラン。レストランではお子さまから大人まで楽しめるメニューを提供しています。畳の大広間があり、お子さま連れ
のご家族もゆったりお食事ができます。
愛らんどセンター御神火温泉は、伊豆大島の美しい景勝地で、観光やリラクゼーションに最適です。ぜひ、心ゆくまでごゆっくりおくつろぎください 。
愛らんどセンター御神火温泉の入場料は以下の通りです。
- 大人 710円
- 子ども(小中学生) 300円
- 障がい者手帳提示者及び、入浴介助者 300円(障がい者手帳をお持ちの方)
営業時間は次のとおりです。
- 夜行便が到着する日。6:30から21:00まで(7月26日から8月31日は5:30から21:00)
- 行便が到着しない日。9:00から21:00まで
- 定休日: 第2水曜日と木曜日(2月、3月、8月は変則あり)。
愛らんどセンター御神火温泉は、伊豆大島の美しい景勝地にある町営の天然温泉施設です。温泉やプール、レストランなどでリラックスして過ごすことができますので、ぜひ訪れてみてください 。
愛らんどセンターの名前は、伊豆大島にある**御神火温泉**の施設として知られています。この名前の由来は、以下のように考えられています。
- 愛、この名前は、愛らしい、温かい、心地よいといった意味を持っています。温泉はリラックスや癒しを提供する場所であ
り、その温かさと心地よさが「愛」につながると考えられています。
- らんど、 この部分は「ランド」から派生しています。ランドは「土地」や「場所」を意味し、愛らんどセンターは伊豆大島の美しい景勝地に位置しているため、この名前が選ばれた可能性があります。
「御神火温泉」施設入口です。
「御神火温泉」施設入口を入ってすぐのところに飾られていた巨大な椿のモニュメントです。すごく大きくてびっくりしました。
温泉を楽しんだ後に、施設の休憩スペースで火照った体を休めました。左の写真の右隅に施設入口にある温泉受付が映り込んでいます。ここで入場料を払いました。
温泉内は設備が整っていて、心も体も休まりました。
「御神火温泉」施設、愛らんど内は非常に広く、又清潔でした。天上はとても高いです。
施設内には施設を訪れた有名人(芸能人)が残したサインなどが掲示されていました。また「あんこさんとぞう」のポスターもありました。
「あんこさんとゾウ」は、戦後の日本に明るい希望をもたらしたエピソードです。戦時中の猛獣処分により上野動物園からゾウがいなくなりましたが、1949年に「はな子」と「インディラ」という2頭のアジアゾウが贈られました。このニュースは平和の象徴であるゾウを日本中の子どもたちに見せるため、移動動物園を計画して各地を回りました。特設展「あんこさんとゾウ──戦争が終わった! ゾウがやってきた!」では、ゾウと移動動物園の歴史を振り返り、当時の子どもたちの思いを紹介しています。展示は伊豆大島からスタートし、井の頭自然文化園、上野動物園を順に巡ります。この特設展が私たちにとって平和とは何か、動物園とは何かを考えるきっかけとなることを願います。
また、写真に写っている女性は「あんこ」姿で、ゾウ(はな子)の背中に乗っています。この「あんこ」とは、年上の女性に対して敬意と親しみを込めて名前の後に付けて呼ぶ言葉で、大島独特の女性の風俗でした。はな子に乗るあんこさんの姿は、ゾウとの共通点を感じさせます。
施設を出たのは11時47分です。次の目的地、「大島公園」に向かいました。
大島一周道路を通り、東京都立大島公園に到着しました。とりあえず、公園に隣接されている駐車場にレンタカーを停めます。時間は12時40分です。「御神火温泉」施設から1時間くらいの距離でした。
東京都立大島公園は、東京都大島町にある美しい公園です。以下に詳細をご案内します。
- 椿園。広さ約7ヘクタール(東京ドームの1.5倍)で、約
450種3,700本の園芸品種と約5,000本の自生種のヤブツバ
キが花咲く、国内最大規模の椿園です。特に1月から3月に
かけて花盛りを迎え、明石潟や大虹などの大型の花が目立
ちます。2016年に国際優秀つばき園に認定されました。
- 海岸遊歩道。大島一周道路を挟んだ海側に広がる広々と
した芝生広場から、房総半島を望むことができます。椿以
外にも亜熱帯植物や伊豆諸島の植物を観察できます。椿園
と合わせると22ヘクタール(東京ドームの4.7倍)の植物園
となっています。
- 動物園。日本一広いサル山のワオキツネザルをはじめ、約65種750点の動物を展示・飼育しています。キョン(小型のシカ)やインドクジャクなども飼育されており、動物たちと身近に触れ合うことができます。
レンタカーを東京都立大島公園に隣接する駐車場に停めました。この駐車場は無料です。広い駐車場でした。この駐車時は地面をアスファルト舗装せずに、緑の植物の状態を維持した状態でした。
東京都立大島公園の駐車場がアスファルト舗装ではない理由は、公園が自然環境を活かして整備されているためです。大島公園は、富士箱根伊豆国立公園内の大島に設置された公園で、国立公園の雄大な景観や海岸線、照葉樹林といった大島特有の自然環境を活かしています。
アスファルトは高温に弱く、長期間高温状態が続くと変形してしまう可能性があります。大島公園の駐車場は、この自然環境を尊重し、アスファルト舗装ではなく、他の素材で整備されていることが考えられます。
また、アスファルト舗装よりもコンクリート舗装の方が初期費用が安いため、公園の予算や環境への配慮から、アスファルト以外の舗装材料を選んだ可能性もあります。
大島公園は、海岸遊歩道など自然を楽しむスポットが豊富で、アスファルト以外の舗装が自然と調和していることが魅力です。
公園の動物園に向かうため、左の写真の出入口を右から左に歩いて出ました。レンタカーは右の写真の右奥に駐車しています。
再びこの場所を通りました。
分かれ道です。右に行くと橋があり「動物園」です。左に行くと「椿資料館・売店」です。
分かれ道にある矢印です。ここから動物園までは100メートルです。椿園・大島公園までも100メートルです。
分岐を右の「動物園」側に向かうと橋がありました。橋の向こうには動物園の入り口が見えます。
歩いて動物園の入り口に近づいています。
動物園の入り口です。どうやら、無料のようです。
東京都立大島公園動物園は、伊豆大島にある魅力的な動物園です。ここではさまざまな命の姿を学ぶことができます。
①地形を活かした動物園。伊豆大島は火山島で、地球の 息吹を感じる場所です。大島公園動物園では溶岩の地形をそのまま残したダイナミックな景観の中で、動物たちがのんびり過ごしています。
②フライングケージ。島内にあるフライングケージは日本でも屈指の大きさで、約53m×42m×13mの巨大な空間にさまざまな鳥たちが暮らしています。フラミンゴ、カモ、オシドリ、クジャクなど、15種類の鳥が舞う巨大な鳥かごで、愛くるしい姿やしぐさを観察できます。
③なかよし広場。 ほとんどの動物たちを手に届く距離で見ることができる「なかよし広場」では、小動物とのふれあいが楽しめます。モルモットなどの小動物を触れて癒されるイベントも開催されています。
④幸運を呼ぶ羽。エミューの羽は根元から2本に分かれている独特の形状で、ニュージーランドでは縁結びのお守りとして贈られる風習があります。
東京都立大島公園動物園は、通年で営業しています。営業時間は以下の通りです。
① 平日(月曜日から金曜日)午前10時から午後4時30分
② 週末(土曜日・日曜日・祝休日)午前9時30分から午後4時30分
③ 夏季(7月21日から8月31日)午前9時30分から午後4時30分
東京都立大島公園動物園は、入場料が無料です。この魅力的な動物園は、伊豆大島に位置しており、広大な敷地に約60種400点の動物が飼育・展示されています。
東京都立大島動物園入口に到着です。時間は12時58分です。入り口には左の写真のような看板がありました。右下の写真には「マムシ」注意の看板。左下の写真は、動物へのエサやりの注意です。「葉物野菜」は動物に与えてもよいようです。これは嬉しいですね。特に子供が喜びそうですね。
看板によると猿島へのエサやりが禁止になったそうです。エサを与えてもよいのは、なかよし広場のブタ、ヤギ、ロバです。
東京都立大島公園動物園の営業や基本的な案内がされている看板です。
入口のゲートをくぐると、先で道が分岐しています。右には鳥の飼育ゾーン、フライングゲージです。分岐のところに見えているのはサル島です。
分岐のところで右に行くと鳥を観察できる「フライングゲージ」。左に行くと「カモシカ・サル島」を観察できます。
分岐のところには「大島公園動物園 案内図」がありました。
サル島を見学しました。動物のみなさんは休みのようで、よく見て見ないとおサルさんは分かりません。左奥の方に、何匹化の群れが小さく見えます。
時間は13時です。
サル島の「バーバリシープ」です。左の写真には2頭のバリシープがエサを食べています。右の写真には観察のための大切な案内看板です。
サル島の柵には三つの看板がありました。
サル島、このユニークなエリアは、三原山から流れ出た溶岩をそのまま利用して作られています。サル島は一周約300メートルで、国内最大級のワオキツネザル(マダガスカル島の固有種)とバーバリーシープ(北アフリカに生息)の放飼場となっています。
看板の一つは「ワオキツネザル」の案内看板です。
ワオキツネザルは、マダガスカルに生息するサルの一種で、キツネザル科に属します。以下はワオキツネザルに関する特徴です。
①分布。マダガスカル南部(ムルンダヴァからフォール・ドーファンにかけて、アンドリンギトラ山地)。
②体長。約38.5 - 45.5センチメートル。
③尾長。約56 - 62.4センチメートル。
④体重。約2.3 - 3.5キログラム。
⑤外見。 背面は灰色で、腹や四肢は明るい色で、尾の先端は白い。尾には白と黒の輪状の斑紋があり、和名の由来となっています。
ワオキツネザルは、樹上で採食を行うことが多く、果実、花、葉、草本、昆虫、カメレオンなどを食べます。また、日光浴を好むことでも知られています。
大島公園動物園では、ワオキツネザルを飼育しており、群れのなかまと木の上で過ごす姿が観察されています。また、ワオキツネザルは繁殖にも挑戦しており、公園に訪れる際には赤ちゃんのワオキツネザルを見ることができるかもしれません。
この看板は「バーバリシープ」の案内看板です。
大島公園動物園は、東京都伊豆大島にある入園無料の動物園で、約60種400点の動物を飼育・展示しています。特にバーバリーシープとワオキツネザルの群れ展示が国内最大級であり、レッサーパンダなども間近で観察できます。
バーバリーシープはアフリカ北部の岩石の多い半砂漠地域に生息しており、体長は1.3〜1.9メートル、体高は約1メートル、角の長さは約75センチ、体重は40〜110キログラムです。草食性で、主に木の葉などを食べます。動物園では青草、牧乾草、草食獣用ペレットを与えています。バーバリーシープはオスとメスの両方に角があり、特に繁殖期には美しい羽色を見せます。
また、大島公園動物園のサル島(サル山とも呼ばれています)では、ワオキツネザルとバーバリーシープが一緒に展示されており、暖かい時期には仲良く日向ぼっこしている姿も見ることができるそうです。ぜひ訪れて、バーバリーシープたちを観察してみてください!
「大切なお知らせ」の案内看板です。
サル等でのエサやりは禁止だそうです。
サル島の見学の次は、鳥の見学です。フライングゲージ前に来ました。フライングゲージの観覧時間は午前9時から午後4時半です。左の写真をよく見てみると分かりますが、2重扉になっています。
まず左の写真の扉を開けて中に入ります。扉には「どうぶつがにげないようとびらをあけたらかならずしめてください」とあります。そして「マムシ注意」とあります。扉をあけてはいると、内部にも扉がありそこにも同じ注意書きがありました。ですから、鳥が逃げないように注意深く出入りすることにします。