さあ、大島温泉ホテルを出発して、伊豆大島観光を始めます。
大島温泉ホテル駐車場にある「温泉ホテル駐車場地層」の説明看板です。
看板には、地層は噴火の「履歴書」とありました。伊豆大島の噴火と地層の関係について説明しています。
時間は朝の8時53分です。これから伊豆大島観光の2日目の始まりです。
1986年割れ目噴火口展望台です。三原山眺望に行く途中にこの展望台はあります。時間は朝9時5分です。ホテルを出てから8分ほど車で走ると到着します。
1986年割れ目噴火口展望台は、伊豆大島にある興味深い場所です。こちらは、1986年に発生した割れ目噴火によって形成された火口列を見学できる場所です。
所在地は、伊豆大島(東京都大島町)の三原山の中腹にあります。
アクセスは、新火口展望台から三原山山頂へ向かう途中にある交差点を曲がると駐車場があります。駐車場から火口展望台までは散策路が整備されています。
ここからは、1986年の割れ目噴火で形成された火口列を一望でき、カルデラ床を見渡すこともできます。溶岩流の痕跡や火口の全体像を観察できる場所として、伊豆大島ジオパークのジオサイトになっています。
また、山頂遊歩道を使えば、1986年の溶岩流先端部や三原神社、ゴジラ岩などを見学し、巨大な火口を間近に観察することもできます。興味深い場所ですので、ぜひ訪れてみてください!🌋.
1986年の割れ目噴火は、伊豆大島で発生した重大な自然災害です。以下に詳細を説明します。
- 発生時期 : 1986年6月から7月にかけて、伊豆大島の**三原山**で割れ目噴火が発生しました。
- 火口列の形成 : 割れ目噴火によって形成された火口列は、その後の観光名所となりました。この火口列は、溶岩流や火山灰などの痕跡を観察することができます。
- 観光スポット : 1986年割れ目噴火口展望台は、この火口列を一望できる場所です。伊豆大島ジオパークのジオサイトとしても認定されています。
火山活動に興味がある方は、ぜひ伊豆大島を訪れて、この歴史的な出来事の痕跡を観察してみてください!🌋
三原山展望台にある駐車場に到着しました。時間は朝の9時18分です。1986年割れ目噴火口展望台を出て、車で10分弱走るとこの駐車場に到着します。
駐車場は空いています。
右上の写真に写っている建物には三原山について説明と休憩できる三原山レストセンターがあります。またトイレもあります。その奥には警察の建物やお土産屋が見えます。
左の写真はこの駐車場の出入り口です。私も写真奥に続く道からこの駐車場に入ってきました。
三原山展望台駐車場には「パノラマガイド」があります。左の写真のように駐車場の海側に置かれています。右の写真は近づいて撮影したものです。
パノラマガイドの下にも「伊豆大島ジオパーク」の説明が記されています。
伊豆大島ジオパークは、日本の**火山島**であり、**地球の息吹を感じる場所です。ここでは、若くて元気な火山活動の痕跡や現象を観察し、科学的に理解しながら、自然と共存する豊かな感性と知恵を育む活動が行われています。
伊豆大島は約4〜5万年前に始まった海底噴火によって誕生した活発な火山島で、日本に数少ない玄武岩の活火山です。ここでは、特有の活動様式、噴出物、堆積様式を観察できます。繰り返される噴火によって生み出された新しい噴出物は、火山活動のダイナミズムを直接伝えています。
伊豆大島ジオパークを訪れると、山に登って真新しい噴火の痕跡を見たり、海辺で激しい波が作った大迫力の崖を観察したりできます。また、ここで進化してきた動植物や火山と共に生きる人々の暮らしも観察できます。地球の息吹を体感し、地球の「スゴイ」を探しに行ってみましょう!🌋🌿🌊
伊豆大島ジオパーク**は、地球の息吹を感じる場所で、科学的な理解と自然との共存を促進しています。ここでは、以下のような興味深い要素があります。
1. 火山活動の痕跡 : 伊豆大島は活発な火山島であり、若くて元気な火山活動の痕跡を観察できます。新しい噴出物や堆積物
は、火山活動のダイナミズムを直接伝えています。
2. 噴火の現象 : 真新しい噴火の痕跡を山に登って観察できます。火山活動の様式や噴出物の特性を理解するのに最適です。
3. 海岸の地形 : 激しい波によって作られた大迫力の崖や海辺の地形を観察できます。
4. 動植物との共存 : 進化した動植物や火山と共に生きる人々の暮らしを観察できます。
伊豆大島ジオパークを訪れると、地球の「スゴイ」を体感できることでしょう!
伊豆大島は、日本の火山島であり、地球の動き(プレート)と密接に関連しています。以下に詳細を説明します。
1. プレートの動き
- 日本付近には4つのプレートがあります。伊豆大島はフィリピン海プレートと呼ばれる海側のプレートに乗っています。
- フィリピン海プレートは日本列島がある北西の方向に動いており、東には太平洋プレートがあります。
- このプレート同士のぶつかる力によって、伊豆大島には北北西から南南東方向に押す力が加わっています。
- 反対に、西南西から東北東方向には引っ張る力が加わっています。
2. 伊豆大島の形成
- 伊豆大島は成層火山であり、同じ火口から何回も噴火を繰り返し起こすことで形成されています。
- しかし、伊豆大島は北北西から南南東にのびた楕円のような形をしています。東や西から見ると綺麗な形をしていますが、
北から見るといびつな形をしています。
- この形の理由は、地球のダイナミックな運動であるプレートテクトニクスに関連しています。
- 地球の表面は岩盤(プレート)でできており、プレート同士の境界で大きな力が加わっています。
- 伊豆大島はプレートの動きによる力が関係しており、押される方向に沿って岩石が破壊されてひび割れを起こしています。
- 伊豆大島の形は、地球規模のダイナミックな運動によって作られているのです。
3. 火山活動
- 伊豆大島は生きている火山であり、マグマの動きによって地盤が変化します。
- 現在は静穏な状態であり、噴火の兆候はありませんが、マグマが溜まっていることは普通のことです。
伊豆大島は地球の息吹を感じる場所であり、その形成にはプレートの動きが深く関与しています。
下の写真はここからの眺望を説明する「パノラマガイド」です。上の2枚の写真は、それぞれの眺めです。
左の写真はここからの眺望を説明する「パノラマガイド」です。右の写真はここから見える眺めです。
上の2枚の写真は、三原山展望台駐車場にある案内看板の表裏です。左の写真は、三原山の春夏秋冬の自然、地球のプレート、伊豆大島の誕生の様子などが記されています。右の写真は、裏面の伊豆大島ジオパーク山頂コースの案内図です。時間は朝の9時22分です。
「伊豆大島ジオパーク」の矢印がありました。左に行くと「三原山・外輪山展望台」まで30メートル。「山頂口・ジオパーク展」まで50メートル。後ろにどもると「三原山レストセンター・バス停」まで70メートル。ただし、このまま直進することは、「この先、国立公園特別保護地区のため車両進入禁止」です。ちなみにここは標高550メートルです。
ここから左に進み、「三原山・外輪山展望台」に向かいます。時間は9時24分です。
先ほどの矢印を左折すると、目の前に雄大な三原山姿が見えてきました。そして左右に建物が見えてきました。
右に見えたのは、「山頂御神火茶屋」です。ただし、シーズンオフなのか閉店していました。
三原山・外輪山展望台に到着です。雄大な三原山・外輪山の姿が見えます。時間は9時25分です。
三原山・外輪山展望台に到着したのですが、左端の石碑には、「外輪山・三原山展望所」とあります。そしてその背後には雄大な三原山外輪山が見えます。
上の石碑の右隣にある「富士箱根伊豆国立公園・大島三原山」東京都の石碑です。
さらに上の石碑の右隣にある「大島三原山の歴史」です。
三原山は、伊豆大島にある火山で、その歴史は興味深いものです。
1. 成層火山とカルデラ
伊豆大島は約10万年前から始まった海中火山の噴火によって生まれた玄武岩質の成層火山です。
島の中央には幅2500m、長さ3200mのまゆ型のカルデラ*あります。このカルデラは複数の地形が複合していると考えられています。
三原山は、カルデラ内の南西部に位置する中央火口丘(内輪山)で、主に玄武岩質マグマスパターやスコリア、火山弾、火山灰の累積から形成されています。
2. 歴史的な噴火
1777年の安永の大噴火以降、三原山は「御神火」と呼ばれ、島の人々に崇められてきました。
1950-51年の噴火では、火口の北東にある標高754mの剣ヶ峰が最高峰でしたが、火口の南部にこれより高い三原新山ができました。
1986年の噴火では、山頂の竪坑状火孔から始まり、溶岩が内輪山を越えてカルデラに流れ出しました。
3. 現在の姿
現在の山頂部を形成する三原山は主に1986年の噴火で形成された中央火口丘(内輪山)です。
三原山斜面の黒い筋は、1950-51年噴火および1986年噴火で流れた溶岩流の跡です。
この展望所にはたくさんの木の長椅子が用意されています。たくさんの人が見学に来ても大丈夫ですね。
雲はまだ、三原山山頂にとどまっています。
三原山の山頂には雲がかかっていて、見えません。昨日登った山頂は全く雲で見えません。昨日登っておいてよかったです。
外輪山・三原山展望所からの三原山の眺めです。
中央に見える建物は、東京都の建物らしく昔使われていたようです。この周囲には昔何かに使われていたらしい建物がいくつかあります。
外輪山展望台に到着しました。先ほどの外輪山・三原山展望所から少し前に進むと、外輪山展望台があります。
三原山外輪山展望台は、伊豆大島のほぼ中央に位置しています。ここからは、三原山の壮大な姿を真正面から眺めることができます。
山頂口展望台は、内輪山を取り囲む直径3~4kmの外輪山の元町側の頂にあります。有名な御神火茶屋もここにあります。
山頂口展望台から眺める三原山は、左側の高まりが最高点の剣ヶ峰。右端は1950~1951年の中噴火でできた三原新山です。
斜面の黒い筋模様は1986年の溶岩、手前の平坦で緑に覆われている部分は1950~1951年の溶岩で、溶岩流は風化で黒色から白っぽく変化し、草原へと変わっていきます。
山頂口展望台は、カルデラ地形とそこに広がる新旧溶岩流などの全体像を観察することができるため、伊豆大島ジオパークのジオサイトになっています。また、山頂遊歩道を使えば、内輪山火口壁や1986年の溶岩流先端部、三原神社、ゴジラ岩などを見学できます。
アクセス方法は、大島バスの**三原山ライン(元町港〜三原山温泉〜三原山頂口)もしくは**レインボーライン(大島公園〜三原山温泉〜三原山頂口)を利用して、三原山頂口バス停に到達できます。ぜひ、この素晴らしい展望台から三原山の壮大な景色を楽しんでください🌄🏞️
外輪山展望台からの三原山の眺めです。
外輪山展望台から、不と後ろを振り返ると二つの新旧?の茶屋が見えました。
右の写真は今も営業を続けている「名代 歌乃茶屋(うたのちゃや)」は、三原山山頂口に位置しています。こちらは山頂唯一の食事処で、伊豆大島観光客や登山者に利用されています。
- 営業時間**: 9:00〜16:00(お食事は11:00〜)
- 場所、東京都大島町三原山頂
- 特徴、山頂バス停近くにあり、ロケーションが最高です。登山後の昼食にぴったりです。料理はセット済みで、ご飯と味噌汁が配膳されます。
こちらの茶屋では、椿油で揚げた明日葉と海老の天丼や明日葉そばのセットなどが楽しめるようです。三原山散策の帰りにぜひ立ち寄ってみてください! 🍵🏔️