最初に大島ツアーでやることは、「三原山登山」です。ゴールの三原山温泉大島温泉ホテルから三原山に登ります。そのためには、まずレンタカーでホテルまで行き、車はホテルの駐車場に停めて登ります。
レンタカーに乗るとレンタカーの窓に砂埃があり、前が見にくくまず、ホテルの方にお話しして水を使わせていただき車の窓を拭きました。
それから登山開始です。
三原山は、伊豆大島の中央部にある活火山で、標高758mの三原新山が最高峰です。三原山の特徴は、火口や溶岩石などの火山地形を手軽に観察できることです。火口は直径約800mで、中央には深さ約200mの竪坑状火孔があります。火口周辺は遊歩道が整備されており、お鉢巡りコースと呼ばれる火口一周コースが人気です。このコースは、三原山山頂口バス停から約2時間で歩ける初心者向けのコースです。山頂付近からは、周辺の噴火跡や大海原、富士山などの絶景が見られます。
三原山の歴史は、約2万年前から現在までに100回前後の大噴火を繰り返してきた火山活動の歴史です。三原山の名前は、出産のように溶岩や土石流を噴出することから、「御腹(みはら)」から来ているとされます。三原山の最高峰は、1950-51年の噴火でできた三原新山で、標高は758mです。三原山は、噴火を「御神火」と呼び敬ってきた島民の信仰の対象でもあります。
「大島温泉ホテルコース」を使って三原山登山を行います♪スタートは「つつじ園」の立て札のところからです。三原山は「富士箱根伊豆国立公園」内にあり、三原山内遊歩道案内図に従って登ります。時間は朝7:43です。モービルレンタカーで手続きにだいぶ時間がかかり、また大島温泉ホテルまで来るのにも時間がかかりました。
富士箱根伊豆国立公園は、日本の国立公園の一つです。富士山、箱根、伊豆半島、伊豆諸島の4つの地域に分かれており、火山活動による美しい自然景観が楽しめます。富士箱根伊豆国立公園は、1936年に富士箱根国立公園として指定されました。その後、1955年に伊豆半島地域が加わり、1964年に伊豆諸島地域が加わりました。現在の面積は約12万ヘクタールで、年間利用者数は1億人以上です。富士箱根伊豆国立公園では、様々なアクティビティや観光スポットがあります。例えば、富士山地域では、登山や湖畔散策、白糸の滝などの見学ができます。箱根地域では、温泉や芦ノ湖、箱根神社などが人気です。伊豆半島地域では、海岸線や温泉、天城山などが魅力です。伊豆諸島地域では、火山島やダイビング、温泉などが楽しめます。
初めての三原山登山なので、左の「三原山内遊歩道案内図」でその距離と所要時間を確認しました。
大島温泉ホテル付近のつつじ園は、伊豆大島の三原山のふもとにある自然の園です。ここでは、オオシマツツジという珍しい種類のツツジが見られます。オオシマツツジは、本州のヤマツツジの海岸型で、冬でも一部の葉を残す半常緑の性質を持っています。5月頃には、オオシマツツジの鮮やかなピンク色の花が咲き誇り、三原山の景色と調和して美しい光景を作り出します。つつじ園からは、三原山のお鉢巡りに行くこともできます¹。つつじ園は、大島温泉ホテルの敷地内にあり、ホテルの宿泊客は無料で入園できます。一般の来園者は、入園料が必要です。つつじ園は、伊豆大島の自然と文化を楽しめるスポットです。🌺
時間は朝の7:45です。
「再生の一本道」「木漏れ日のトンネル」を抜けて歩きます。
大島温泉ホテルのつつじ園の路面がコンクリートである理由は、私の知識には直接的な情報はありませんが、いくつかの考えられる理由を共有します。
1. 「耐久性とメンテナンス」、コンクリートは丈夫で長持ちし、日常的な歩行や車両の通行に耐えることができます。特に観光施設やホテルの敷地内では、多くの人々が歩くため、耐久性が求められます。コンクリートは、路面のメンテナンスが比較的簡単で、定期的な補修が必要ありません。
2. 「美観と整然性」、つつじ園は美しい景観を提供する場所であり、路面もその一部です。コンクリートは均一で整然とした外観を持ち、庭園全体の美観を保つのに適しています。
3. 「水はけと滑り止め」、コンクリートは雨水の排水に適しており、路面が滑りにくい特性を持っています。つつじ園では、雨の日でも安全に歩行できるように、滑り止めの路面が選ばれた可能性があります。
大島温泉ホテルのつつじ園は、観光客や宿泊客が快適に散策できるように設計されていることでしょう。詳細な情報は、ホテルの公式ウェブサイト²をご参照いただくか、直接ホテルにお問い合わせいただくことをおすすめします。
つつじ園を抜けると道が開けてきました♪
遠くに三原山が見えます。時間は朝の7:47です。
道の途中に「大島温泉ホテル」の矢印がありました。コースを逆に進んでいるので、矢印と逆に進んで行きます。
矢印には「いつか森になる道」まで740メートル。「ジオ・ロックガーデン」まで1.4キロメートルとあります。まだまだ先は長いです♪
この矢印によれば、標高は475メートル。この矢印は「伊豆大島ジオパーク」のために大島町が設置したものです。
伊豆大島ジオパークのいつか森になる道とは、火山噴火によって裸地になった場所が、時間の経過とともに植生の遷移を経て森林になる過程を観察できる道のことです。この道は、再生の一本道という愛称が付けられた遊歩道の一部で、草本から中木が育つ区間に名付けられました。火山から離れるほど噴火の影響が小さくなり、木の高さが少しずつ高くなっていく様子が見られます。伊豆大島ジオパークのいつか森になる道は、地球の息吹を感じることができる素敵なスポットですね。😊
いつか森になる道は、火山噴火によってできた溶岩地帯や草原地帯を歩くコースです。そのため、以下のような持ち物が必要です。
- 歩きやすい靴:溶岩はゴツゴツしているので、滑りにくく、足首を守る靴がおすすめです。
- 日除けの帽子やストール、日焼け止め:草原地帯は日差しが強いので、日焼け対策が必要です。
- 水分補給用の飲み物や軽食**:コースは片道約1時間弱ですが、途中に水場や売店はありません。熱中症や低血糖に注意し
てください。
以上の持ち物を忘れずに持って行って、伊豆大島ジオパークの魅力を楽しんでくださいね。😊
いつか森になる道を歩くとき、火山噴火によってできた溶岩地帯や草原地帯を歩くことができます。溶岩はゴツゴツしているので、滑りにくく、足首を守る靴がおすすめです¹。草原地帯は日差しが強いので、日焼け対策が必要です。
木々のトンネル続いています。木漏れ日が差し込んでいます。朝7:48です。
歩いて行くほど木々の背が低くなってきました♪
時間は朝7:56です。
第二の「伊豆大島ジオパーク」の矢印がありました。上の左の写真は「こもれびトンネル」の方向です。こちらに進めば、写真の奥に見えるトンネルをくぐります。右の写真の方向には「いつか森になる道」が続いています。また、奥には三原山が見えます。「こもれびトンネル」「大島温泉ホテル」からは940メートルです。「いつか森になる道」「ジオ・ロックガーデン」には630メートルです。
時間は朝8:02です。また、道も黒々としてきて火山の影響なのかなと思いました。
三つ目の矢印がありました。表示にはこの場所は「大島温泉ホテル」から1キロメートルの距離のところとあります。だいぶ歩いてきましたね。ここから「火口一周コース」までは2.2キロメートルです。もうひと頑張りですね。進行方向の右の写真のように三原山に近づくにつれ、足元の道は更に黒々と石炭を敷き詰めたような道が続いています。時間は朝8:04です。
時間は朝8:09です。ここらで一休みすることにしました。リュックからウーロン茶と軽食用として肉のハナマサの「カツサンド」を取り出しました。うーん、この抜けるような晴天の中、美味しいです!
休憩を終えて、少し歩くと「伊豆大島ジオパーク」内に設置されている噴火警戒の機器が見えます。時間は朝8:11です。
伊豆大島ジオパークでは、伊豆大島の火山活動に関する情報を提供し、島民と訪問者が安全で豊かな暮らしを実現するための対策を推進しています。以下は伊豆大島火山に関する詳細な情報と対策です。
1. 「噴火警戒レベル」
現在の伊豆大島火山の噴火警戒レベルは「1(活火山であることに留意)」です。突発的な火山灰などの噴出に注意してください。
2. 「火山防災マップ」
伊豆大島火山防災マップは、噴火が起こったり、起こりそうになったりした際に、適切な知識を持ち、適切な行動をとるためのものです。火山現象の危険性や避難方法を理解し、的確な避難行動を取ることが重要です。
3. 「三原山へ登る観光客への注意事項」
三原山遊歩道は足場の悪い箇所があります。登山靴やハイキングシューズを履くことをお勧めします。
突発的な火山現象に備えて、ヘルメットなどが身を守るために有効です。展望避難休憩舎にはヘルメットが無料で貸し出されています。
4. 「火山現象から身を守る方法」
噴石は火口から1キロメートル以上も飛ぶことがあります。避難壕に退避するか、岩陰などに隠れてください。
火山灰はガラスのように硬い細かな粒子です。吸い込まないようにマスクや濡れタオルを使ってください。
火山ガス、硫化水素や二酸化硫黄は危険な火山ガスです。ガスマスクがなければ、濡れタオルで鼻と口をふさいでください。
5. 「火山活動の現況」
伊豆大島は活動的な火山であり、次の噴火活動期が近いと考えられています。地震活動や地殻変動にも注意が必要です。
火山は未知の要素が多いため、天気予報のように噴火を予測することは困難です。しかし、適切な知識と対策を持ち、安心して楽しむことができる期間もあります。
伊豆大島の「三原山」は、活動的な火山であり、登山には注意が必要です。以下は三原山に登る際の注意事項です。
1. 「遊歩道の足場」
三原山遊歩道には足場の悪い箇所があります。登山靴やハイキングシューズを履くことをお勧めします。
2. 「突発的な火山現象に備えて」
火山灰や噴石などの突発的な火山現象に備えて、ヘルメットなどが身を守るために有効です。展望避難休憩舎にはヘルメットが無料で貸し出されています。
3. 「火山ガス」
硫化水素や二酸化硫黄などの火山ガスは危険です。ガスマスクがなければ、濡れタオルで鼻と口をふさいでください。
4.「火山防災マップの確認」
火山防災マップを確認し、適切な知識を持ち、適切な行動をとることが重要です。
火山は未知の要素が多いため、適切な対策を講じて安全に登山を楽しんでください。
時間は朝8:15です。まだまだ、三原山に続く黒い道が続きます。見渡す限り木々は低木がポツンとあるだけで、ほとんど草しか生えていません。すすきの原が広がっています。
「すすき」と火山の関係について
「すすき」は、日本各地の山野や河原、道ばたで自生しているイネ科ススキ属の多年草です。一方、火山は地球の地殻から噴出する溶岩や火山灰などを伴う自然現象です。直接的な関係はありませんが、以下の点で関連があるかもしれません。
1. 「火山灰と土壌」、火山が噴火すると、周囲の土壌に火山灰が降り注ぎます。この火山灰は肥沃な成分を含んでおり、植物
の成長に影響を与えます。すすきも、火山灰を含む土壌で元気に育ちます。
2. 「景観と風景」、火山地帯は美しい風景を提供します。火山の斜面や周辺には、自然の草花が繁茂しています。すすきも、
火山地帯で見られる草の一つであり、秋の風景に調和します。
3. 「文化的な関連」日本の伝統的な風景や風習には、火山地帯と関連するものが多くあります。例えば、中秋の名月を愛でる
際には、ススキを飾る習慣があります。また、火山地帯の温泉や風景は観光名所としても知られています。
総じて、すすきと火山は日本の自然や文化と深く結びついており、美しい風景や季節感を楽しむ要素として共存しています。
「火山灰」は、植物にさまざまな影響を与えます。以下にその主な影響を示します。
1. 「肥沃化」、火山灰は豊富な栄養分を含んでいます。植物の成長に必要なミネラルや微量元素が含まれており、土壌を肥沃
にします。したがって、火山灰が降り注いだ土壌は、植物の生育に適していることがあります。
2. 「土壌構造の改善」、火山灰は土壌の粒子を緩和し、通気性を高めます。これにより、根がより深く成長でき、植物の根系
が発達します。
3. 「pHの変化」、火山灰はアルカリ性を持つことが多いです。土壌のpHを変化させ、酸性から中性またはアルカリ性に向け
て調整します。一部の植物は特定のpH範囲で最も適切に成長するため、この影響は重要です。
4. 「保温効果」、火山灰は土壌を保温し、寒冷地での植物の冬季耐性を向上させます。
ただし、火山灰の影響は植物の種類や土壌の状態によって異なります。一部の植物は火山灰を好む一方、他の植物は適応できない場合もあります。したがって、火山灰の影響を理解し、適切な植物を選択することが重要です。
「伊豆大島」にある「ジオ・ロックガーデン」は、溶岩が作り出した奇岩が点在する美しいエリアです。ここは、公募によって「ジオ・ロックガーデン」という愛称がつけられています。
この地域は、1986年11月21日の割れ目噴火によって空高く上がった溶岩噴泉が、地表を流れる溶岩流の上に複雑に降り積もり、高さや大きさが異なる奇岩が生まれ集積したエリアです。
霧の中に浮かぶ奇岩は、まるでファンタジーの世界に迷い込んだようなモンスターのようで、幻想的な雰囲気を醸し出しています。ジオ・ロックガーデンは、自然の造形美を感じる場所として訪れる価値がありますね。🌋🌿