お鉢めぐりの分岐点まで来ました。時間は朝の9:32です。とうとう、ここまでやってこれました。うれしい♪
三原山は、伊豆大島にある活火山で、その火口周辺を巡る「お鉢めぐり」は絶景と強風のハイキングとして人気です。 以下は、三原山お鉢めぐりの概要です。
1. ルート、三原山山頂口から山頂遊歩道を歩き、三原神社で参拝した後、火口を一周するカルデラ周廻線火口一周コースを辿ります。
2. 距離、約8キロメートルのルートです。
3. 所要時間、約3時間半。
4. 絶景、山頂からは伊豆大島の美しい景色が広がり、火口を間近で見ることができます。
5. 注意事項ね強風に注意しながら歩くことをお勧めします。
お鉢めぐりを楽しむために、以下の装備が必要です。
1. 適切な服装、山岳地帯でのハイキングに適した服装を選んでください。快適な靴、通気性のある服、防風ジャケット、帽子、手袋などが必要です。
2. 飲料と食料、適切な量の水と軽食を持参しましょう。山頂でのお弁当も楽しいですね。
3. 日焼け止めとサングラス、山頂からの紫外線は強いため、日焼け止めとサングラスを忘れずに。
4. ハイキングポール、火口周辺は起伏が激しいため、ハイキングポールが役立ちます。
5. 地図とコンパス、ルートを把握するために地図とコンパスを持参しましょう。
6. 携帯電話と予備バッテリー、緊急時に連絡できるように携帯電話を持っていきましょう。
「テキサスコース」と「大島温泉ホテル」の矢印がありました。
左はお鉢めぐりの案内板です。どうやら、分岐を右に行く「反時計回り」が基本的に良いようです。それで右に行くことにしました。時間は朝の9:34です。
お鉢めぐりを反時計回りに回っているときに目にした三原山火口の風景です。時間は朝の9:38です。
お鉢めぐりを楽しんでいると、目の前に二つの大きな巨石が並んでいました。
これまで歩いて来た道を振り返ると、砂利道です。この巨石の付近から道が舗装されていて歩きやすくなりました。
左側の巨石の前には看板が三つ並んでいました。
三原山火口付近の観光案内図です。
火口観光の注意看板です。
「アグルチネート」とは、火山弾や火山礫などの火山砕屑物が火口周辺で堆積・溶結した岩石を指します。これは、火山活動によって放出されたマグマのしぶきやスコリア(黒色の軽石)が急速に積み重なった火砕堆積物で、東北地方の一般的な火山でもよく見られます。
この現象は、次第に火口の縁を形成してスパター丘ができることもあります。岩滓集塊岩とも呼ばれるアグルチネートは、火山学において重要な概念です。
アグルチネートの特徴は次のとおりです。
- 成分、アグルチネートは、粘性の低いマグマのしぶきが火口付近で堆積・溶結してできた岩石です。
- 出現、この岩石は、火山活動に伴って放出される火山砕屑物が急速に積み重なった火砕堆積物として形成されます。
- 一般的な場所、アグルチネートは、東北地方の火山などで
よく見られます。
三原山神社は、伊豆大島の中央にそびえる三原山(標高758メートル)の山頂に鎮座しています。この神社は、伊豆大島の歴史と火山活動との深い関係を持ち、神聖な場所として崇拝されてきました。
以下は、三原山神社についての特徴と興味深い事実です:
1. 御神火と信仰
- 三原山は、古代から「三原大明神」または「御神火様」
として崇められてきました。
- 「御神火」は、三原山の噴火による噴煙や火映(火口の
上空の雲や噴煙に火口の燃える溶岩に映えて明るく赤く見
える現象)を神聖視して呼んだ言葉です。
- 三原山の噴火や火山活動は、人々に畏敬の念を抱かせ、
信仰の対象となってきました。
2. 社殿とアプローチ
- 元々は社殿がなく、三原山自体が三原大明神として尊称されていました。
- 山頂に小祠が設けられ、大正時代には内輪山の中腹に社殿が建立されました。
- 昭和25年から26年の噴火で中腹の社殿は溶岩流に埋まりましたが、山頂の小祠は無事で再建されました。
- 現在、山頂口駐車場近くの展望広場入口付近に遥拝所があり、内輪山山頂には鳥居が建っています。
3. 絶景とパワースポット
- 三原山神社は外輪山で視界が隔てられ、島の麓の町並みは見えず、伊豆半島や伊豆諸島の島々、そして富士山が望める絶景
の場所です。
- 訪れる人々にパワーを与えてくれるスポットとして人気です。
右の巨石の横の舗装道を降りていくと、そのこ急な坂道で途中に鳥居が立っています
急な下り坂をおり、一つ目の鳥居をくぐると、その先にももう一つの鳥居があります。その先に神社の本殿があります。
三原神社は伊豆大島にある神社で、その由来は興味深いものです。こちらが詳細です。
- 三原山は伊豆大島にある火山で、古くから島民は噴火を「御神火」や火山を「御神火様」と呼んで敬ってきました。
- 三原山は、溶岩や土石流を噴出することから、「三原」の名前は子宮や体内を表す「御腹(みはら)」から来ているとされています。
- 三原山は、古来より崇拝されており、そのパワーは島の信仰の中心となっています。
- 三原神社は、三原山を祀るために建てられ、山頂には小さな祠があります。
- 1951年の噴火で中腹の社殿は溶岩流に埋まりましたが、山頂の小祠は無事でした。
- 現在は山頂口駐車場近くの展望広場入口付近に遥拝所があ
り、内輪山山頂には鳥居が建っています。
- 三原神社は、外輪山で視界が隔てられ、伊豆半島や伊豆諸島、そして富士山が望める絶景のスポットとして知られています。
山頂遊歩道を下る間にある休憩ベンチです。ここでちょっと一休みです。時間は朝の9:53です。
休憩ベンチからはよく海の眺めが見えました。
休憩ベンチから見た三原山山頂遊歩道です。
休憩ベンチから見たロックガーデンと大島温泉ホテル。
さあ、三原山頂遊歩道を下ります。
下りはどこまで続くのでしょうか
平らなところが遠くに見えます。
時間は朝の10:14です。車を大島温泉ホテルの駐車場に停めているので、今日はここまでにして、大島温泉ホテルまで戻ることにしました。このコンクリートの施設は火山噴火時の避難シェルターです。中に入ってみましたが、頑丈な造りでした。